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発掘調査のあゆみ

平成15年度調査 2003年度



調査地点

勝瑞館跡 第9次発掘調査

←検出した礎石建物跡

 勝瑞館跡第9次発掘調査は、平成12年度の勝瑞館跡第7次発掘調査で発見された礎石建物跡の全容解明および館内の内容確認のため、約700㎡の範囲で行われました。
 調査では、礎石建物跡の全体が確認され、その規模は東西三間・南北六間の規模であることが分かりました。
 建物の性格については今後の課題となっています。
 また、館内の北東部において、2基の土壙墓が検出され、良好な保存状態の人骨が出土しました。
 
                     検出された土壙墓

守護町勝瑞遺跡東勝地地点 第6次発掘調査

                調査区全景→

 町道勝瑞正喜地線の道路改良工事に伴い、発掘調査を実施しました。
 調査地点は、勝瑞館跡から南東方向へ約100mの地点で、旧讃岐街道沿いになります。
 調査では、礎石建物跡や大量の瓦が出土しました。ここには、寺が立っていたことが考えられます。

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